そいつは私の呟きが聞こえたのか、私から離れ、部屋を出た
なんで、なんで…こんなことするのよ…
私はパイプ椅子に置かれているカーネーションを掴んで、投げ捨てた
もう何もかもが嫌になる…
こんな自分に嫌になるよ…
私は彩音が起こさないように、声を上げずに泣いた
もう…何もかもわかんない…
時というのは過ぎるのが早い
今日はもう既に私の退院日
あの日から、花が増えるのが止まった
私が願ったことだから別にいい…
私はそう思いながら、荷物を片付けていた
「みーこ!!聞いて聞いて!!」
由果が病室に入ってきた

