でも彩音のほうが透明だ



由果は少し色が付いたって感じか?



「今日もお花の妖精さん来るかな?」



「さぁ…?」



彩音は花が増える理由は花の妖精だと思っている



現実的にはありえないが、黙っておこう



少女の夢を壊すほど、極悪ではない




今は午後の2時、もうすぐ花が増える時間



いつもなら眠たくてしょうがない時間だけど、今日は何故か目が冴えている



すると、彩音がウトウトし始めた




「彩音、ベットに戻りな」




「うん…」



彩音は目を擦りながら、ベットの中に入った




私も寝なきゃいけないんだけど、眠れない…



とりあえず、横になるか…




横になったのはいいが、中々眠れない…



別にいいんだけどね



そうだ!



花が増える真相を見ようかな