嫌いなあいつと屋根の下




あいつが助けてくれたんだ…



「さっきまでいたんだけどね、みーこが起きる直前に出ていちゃった」



「…」



やっぱり避けられてるんだ…



まだ胸が苦しくなってきた



「でもね、みーこ。私ね、片桐君がみーこのこと嫌いとは思わないんだよねー」



私の気持ちを察したのかのように、由果がそう言った



「じゃあ、今までの行動は何?どう見たって避けてるでしょう?」



「うーん…でも、みーこが入院してから片桐君、学校に来てないもん。ずっと、みーこの看病してたよ」



「…今日、何曜日だっけ?」



「金曜日」



「じゃあ、なんで由果がいるの?」



金曜日だったら、由果もいないはず…



由果は少し黙った




そして私から目を逸らした



「…サボったんだ…」



「でもね、それはみーこが心配で!!」



慌てて誤魔化さなくてもいいのに…