嫌いなあいつと屋根の下





…ここどこ…?




私は辺りをキョロキョロ見渡した




見たこともない景色



なんで私こんなところにいるの?



見たこともない景色、私はそこに立っていた




ぐす…ぐす…



後ろから誰かの泣き声が聞こえてきた



私が後ろを振り向くと、そこには小さな女の子…



『私』がいた…



小さいころの私が泣いている



…可笑しい、こんなところで泣いたことがない



というより、私の記憶では私は生まれてきてから一度しか本気で泣いたことがない




私が自分自身に近付くと、『私』が私を見上げた



本当に私の小さい時の自分だ



『寂しくないの?』



「はっ…?」



『私』はいきなり私にそう質問してきた