嫌いなあいつと屋根の下




私はソーッと後ろを振り向いた



そこには片桐翔吾が私を凄い顔で睨んでいる



顔にちょっと痣みたいなものがあるような気がしたが気にしない



あっちだってノックしないで入ってきた、だからあっちも悪い



てか、あっちのほうが断然悪い



「さぁさぁ、私神子ちゃんのために腕をかけて料理を作ったの。早く座って食べましょう」



「はぁ…」



どんだけ歓迎されてるの、私?



で、席順…



何故に私がこいつの隣!?



私の隣に堂々と座るこいつ!!



うぅ、学校だけには止まらずここでもか!!



「さぁ、神子ちゃん食べて食べて」



「あっ…はい」



目をキラキラさせているおばさん…



私はおかずに箸を伸ばし、バクッと口の中に入れた



「どう…?」



「美味しいです」



私は笑顔でおばさんに向かって言った