嫌いなあいつと屋根の下





ガラッ




私が教室のドアを開けるとみんな一斉に私を見てくる



まぁ、あんな風にばらされたらね



席に座ると、コソコソ話し始めるし



別に慣れてるからいいんだけどね



「みーこ、みーこ」



目の前に兎のぬいぐるみが出てきた



「…」



「みーこ、みーこ」



私は兎を取った



「あぁ!!うさちゃんが…」



由果がやっと顔を出した




「何…いったい…?」



「みーこ…、片桐君のこともういいの…?」



「…いいの」



もう忘れるって決めたんだから




「でも、みーこ…」



「もう私の心配なんてしないで」



そう言うと、私は立ち上がって教室から出た