嫌いなあいつと屋根の下




もう私はこの状況と頭がついていけない



心臓もバクバクしてて…



初めて片桐にこんな風にされたときは嫌で嫌でたまらなかったのに、今は何か心地いい…



だけど、私がただ足が遅いだけでこんなことしてくれるだけなんだよね?



何か苦しい…



私はこんな独占欲なんて強くないはずなのに…



ずっとこうしていたい…



少しでもこう思う自分が嫌になる




でも…好きになってしまったのだからどうしようもない…










「みーこ!!」



由果が私に抱きついてきた




「…ウザイ、くっつくな」



「ひどっ!!てか、1位!!みーこが初めて体育祭で全部1位取ったー」



「何それ?嫌み?」




さっきのことの後だから妙に冷静ぶる私



「でもさ、いったいどんな指令だったの?」