嫌いなあいつと屋根の下





今や全学年の奴らは私は片桐の事を嫌ってるってわかっている



それに誰も何を借りたのかなんて聞かないし



よしっ!それにしよう



私はキョロキョロと辺りを見渡した



片桐は宇川の近くに座っている




「片桐!!!」



私は大きな声で片桐の名前を呼んだ



片桐は何かわからないような顔をしているが、そんなのお構いなし



私は近付き、あいつの腕を引っ張った




「何だよ、いったい…」



「片桐が借り物なのよ!!」



「…なんて書いてあった?」



ギクッ



い、今それを聞くの…?




「と、とにかく!!早くしないと1位になれないし、この競技で1位になれなかったらあんたも掃除するんだから!!」



「なんで…?」



「もう、とっと行く!!」




私は片桐の背中を押した