嫌いなあいつと屋根の下




私は限りなく運動神経が悪いっていうのに…



未だに跳び箱が飛べないし、なわとびも10回しか飛べない



私は頭脳派なのだよ



そんなことを思っていると、誰かに腕を引っ張られてた



相手を見ると片桐



「何?どしたの?」



「飯島が遅すぎって怒ってた。だから、障害物の特訓をするって」



はやっ…



由果はせっかちだからな…



てか、足が遅かったら普通一位にはなれなくない?



「…朝、早起きして少しでも走ってみな」



「はい!?」



「少しずつでもいいからさ」



片桐の無邪気な笑顔に少しトクンと胸が鳴った



・・・・・



私はただ俯くことしか出来なかった



片桐に気付かれたくなんてなかったんだ



私が顔を赤くしたとこなんて…