嫌いなあいつと屋根の下




私が校舎に戻ろうとしたとき…



「よしっ!!まずはタイムを縮めよう!!」



・・・・・・



無視だ、無視



何も聞こえなかったのよ、そう私は何も聞こえなかった



私はそう自分に言い聞かせ、スタスタと歩いたが…



「はいー、逃げない。現実逃避はよくないよ、みーこ」



私は由果に引きずり戻された



てか、毎回現実逃避してるあんたには言われたくないわよ!!



「じゃあ、まず校庭20周!!」



「無理、帰る」



私がまた帰ろうとしたら、由果に髪を引っ張られた



「いたっ、いたたたたた」



「はいー、逃げない逃げない」



帰らないから、髪は引っ張るな!!




で、結局走ることになったけど…



「みーこ!!何歩いてるの!?」



「走ってるわよ!!」



まったく…