嫌いなあいつと屋根の下




上気分で帰って行った由果



私の意見はどうなるの…?



そんなことを思いながらトボトボ家に帰る私だった




「はぁ…」



玄関に上がったらすぐ溜息



特訓って…そんなことで1位が取れるのかな…?



「家に帰ってきて早々溜息ですか」



私は声がしたので、上のほうを見上げた



片桐が階段をちょうど降りてきた



ふっ…こいつはいいよね…



「運動しか取り得がないんだから…」



「もしかしなくてもお前それ俺に喧嘩売ってる?」



「まさか」



こいつのこと好きって気付いても、前とあまり変わらない



普通に話せてるし




「お前はカタツムリ並みに遅いもんな…」



「五月蝿い、この猿!!」



「猿言うな!!このカタツムリ!!」



「あんたもやめなさいよ!!」