嫌いなあいつと屋根の下




チャイムが鳴っても由果の姿は見えない



片桐はどうせ遅刻してくるだろうし



そう思った時…



廊下から足音が聞こえてきた、しかも二つ…



ガラッ



ドアがいきなり開いたと同時に、馬鹿二人がそこで息を切らして立っていた



なるほどー、由果も夏休みボケで寝坊って訳か



「片桐、飯島…立ってろ…」



「「は、はい…」」



本当に馬鹿だなー



二人揃って遅刻だなんて






昼休み




「いやぁ、宇川君とラブラブになる夢を見てたら寝過ごしちゃった♪」



「ありきたりね…」



どうせこんなことだと思ってたわよ




「でさぁ、みーこは?」



「はっ?」



「片桐との進展よ」