カーテンから差し込む眩い光…



小鳥のさえずり…



すがすがしい朝…のはずなんだけど



何故か目の下にクマだらけの私



どうしよう…



あの日からまったく寝てない…



実はあの日、片桐と宿題をやったあの日から私は眠れていない



何故か目を閉じると片桐の顔ばっか浮かんでくるし



何か変なこと考えちゃうし…



今までこんなことなかったのに…



叔母さんも心配している、そりゃあこんなにクマ目立ってるんだもの



当の本人は一瞬吹き出したからね、このクマ見た瞬間



あの野郎、いつかぶっ飛ばす



そして今日もこんな調子でリビングに行くと…



「翔吾~~~!!!」



・・・・・・



何故か片桐の隣に見知らぬ女が…



しかも翔吾って馴れ馴れしくない?