嫌いなあいつと屋根の下




もう八月の半ば



宿題に手を付けてもいないってことは…



かなりヤバイ



いっつもどうやって乗り切ってるのよ、こいつ




「…どうしても、教えて欲しい」



「お前、成績いつも上位だろ」



「…はぁ…わかったわよ」



「マジで?」



「そのかわり、今度何か奢りなさいよ」



「わかったわかった、じゃあ下で用意してるから」



そう言って、片桐は私の部屋から出た



はぁ…まぁああいうタイプは近くにもう一体いるからね



変なムードを作らなきゃいいのよ



私はそう心がけた





筆記用具やノート、教科書を用意し、宿題開始!



「で?何からやるの?」



「俺、理数系無理だから、まずそっち教えて」



「お前、文科系大丈夫だったけ?」



「ううん、でも理数のほうがヤバイ」



・・・・・・