由果が無理やり私をパラソルに戻し、また遊びに行った



私帰るまでパラソルで休む



いったい私はなんでここにいるのだろうか?



そう思う今日、この頃であった







帰り道



駅で由果と宇川と別れ、私は片桐から2M離れて歩いた



近付くな~、私が変になる



私はそう念じていた



「…お前ってさ」



片桐が話しかけてきたから、私は瞬時に身構えた



何だ?何を言ってくるのだ?



「お前って泳げなかったんだな」



片桐がそう言うと、肩で笑っていた



「な、何よ!!」



カチーンと来た



「いや、餓鬼のころからお前プールの授業に参加してなかったから、なんかの病気かなっと思ってたけど、まさか泳げないとは…」



ガーン!!



片桐に気付かれたーーー!!



そうなのだ、私は小さいころから泳げなく、仮病を使ってプール授業に参加しなかった



それがこいつにばれた…




「片桐~~~!!!」




やっぱりこうなるってわけですよ