嫌いなあいつと屋根の下




「そんなに緊張しないで、リラックスリラックス」



「は、はい…」



よ、よかった優しそうなおじさんで…



おじさんの後ろから小さな女の子が一人出てきた



……?



私はその女の子にジーッと見られている



「祐希、挨拶しなさい」



おじさんはその女の子を前に出した



こりゃまた可愛い女の子…




「えっと…片桐 祐希 3年生です」



「ゆ、祐希ちゃんね…」



娘さんか、じゃあこれ以上子供はいないよね…




「後、一人息子がいるんだけど…」



む、息子…!?



私は不意にあいつのことを思いついた



ち、違う違う!!



あいつなわけないわよ、何考えてるの私!!




「ちょっと待っててね、神子ちゃん」



おばさんが私に言ったので、私はコクリと頷いた



あいつでありませんよーに!!



ありませんよーに!!