嫌いなあいつと屋根の下




そして不機嫌なまま放課後…



はぁ…今日ほど憂鬱な日はないわ



由果の一人トークを聞きながら、校門に向かうと…




「神子ちゃん」



なんか聞き覚えある声、しかも嫌な呼び方…



校門に一人の男が…しかも…



昨日の男か…



「待ってたよ、神子ちゃん」



私はその男に手を握られた



周りでかなり注目されている



「あの…放して」



「今日は放さないよ。昨日はうっかり放しちゃったけど」



なんかニコニコしてる顔に一発入れてやりたいわ



「えぇー?みーこ!いつのまに宮城君とそんな関係に?」



宮城って誰?



私はこの男の名前さえ覚えてはいなかった



「今日、どっか行こうよ」



「結構、これからバイトなので」



「じゃあ、遊びに行く」



何よ、まるで彼氏にでもなったつもり!?