嫌いなあいつと屋根の下




はぁ…



私はその人の言葉に甘えて、家の中に入った



私の家とあまり変わらないな…



私は辺りをキョロキョロ見渡した




「神子ちゃん、ここで家族みんなが神子ちゃんの到着を待っているわ」



「は、はぁ…」



そ、そんなに期待されるほどの存在じゃないですよ、私



ガチャっ



リビングのドアが開かれた




う、うわぁー…



そこは驚くべき光景だった



部屋中が飾り、飾り、飾り



そしてテーブルには料理、料理、料理



す、すっごーい…



リビングにいた男の人が紐を引いた途端、大きな玉から『ようこそ、片桐家へ』という文字が出てきた




「神子ちゃん、ようこそ片桐家へ。私が君の父さんの友人の片桐 修吾です」



「き、木村 神子です!!よろしくお願いします!!」



私は深々とお辞儀をした