嫌いなあいつと屋根の下




名前を教えてもらっても覚える気ないし



「それじゃあ」



「待って」



私はさっきのところに戻ろうとしたら、その男に腕を掴まれた



なっ…



「放しなさいよ!!」



「じゃあ、俺の話聞いてくれる?」



い、いったい何なのよ



私は仕方なくそいつの話を聞くことに




「いったい、何?私を不機嫌にさせるなんて万死に値するわ」



「いつも通り、強気キャラだね」



こいつ、何言ってるの?



駄目だ、こいつは片桐よりも嫌いなタイプだ



「単刀直入に言うよ。俺、神子ちゃんのこと好きなんだよね」



「はぁ!?」



何言ってるのよ、この男



そんなことを思っていると、私はいつのまにかその男によって壁に押し付けられていた




「…邪魔よ、どきなさい」



「どかない」



「どきなさい!」



何なのよ、あーーイライラする!!