コイッペキ

1階に下りたヒナは、シオンの前に立った。
シオンは驚いて「何で」と言った。
「さっきの言ってたこと…本当?」
ヒナは泣きそうになりながら、シオンを見る。
シオンはヒナから目をそらした。
顔が真っ赤になっている。
「シオン君、私のこと嫌いなんじゃないの?」
「嫌いじゃない! 逆だ」
ヒナの目が潤む。
「初めて会ったときから、好きだった」
恥ずかしそうに言うシオン。
「ほら、ヒナも伝えろよ、自分の思い」
ホタルに言われて。ヒナは「あ…」と心臓の高まりに気づく。

「私もシオン君のことが大好きです」