気温が上がってきている。
扉から風が入ってくるとはいえ。暑くなってきた。
ステンドグラスから光が差し込む。
十字架の前でたたずむ、シオンとチューキチ。
「ひな…彼女が誰と付き合うかなんて、彼女の決めることだ。ただ…」
「ただ…? なんすか?」
おちゃらけるようにチューキチがシオンの顔をのぞき込む。
この調子でいけば、シオンがチューキチを殴るのではないかという空気だ。
「彼女を馬鹿にするのはやめてほしい」
シオンは「ふぅ」と深呼吸をすると。
再びチューキチを見た。
「俺は君よりも彼女のことを知ってるよ」
「え、俺だって箕輪っちのことよく知ってますよ」
「俺は4歳の時から彼女のことを知ってる」
「え、俺は今年からっすねー」
(会話が馬鹿っぽい~)
チューキチが喧嘩をふっかけるはずが。
いつものチューキチワールドに戻りつつある。
ヒナとエマはお互いの顔を見合わせて。
これは、駄目じゃん…と心の中で唱えた。
「好きな人のことを、凡の人と思う時点で君は好きなんかじゃないだろ?」
ヘラヘラ笑うチューキチに対して。
シオンは真顔だった。
「俺は初めて会った時からヒナちゃんのことが好きだ」
さらりと言った一言にヒナは「え…」と声を漏らした。
「確かに俺は君のこと、好きではないよ。でも、君はまっす…」
「いやー、シオン。おめでとー!!」
まだ、シオンが喋っているというのに。
教壇に隠れていたホタルは拍手をしながら。
シオン達の前に現れた。
ホタルの出現にシオンは「え!」と声をあげて驚く。
「ヒナ、来いよ」
そう言って。ホタルは2階を見上げる。
その刹那。ヒナは急いで階段を駆け下りていた。
扉から風が入ってくるとはいえ。暑くなってきた。
ステンドグラスから光が差し込む。
十字架の前でたたずむ、シオンとチューキチ。
「ひな…彼女が誰と付き合うかなんて、彼女の決めることだ。ただ…」
「ただ…? なんすか?」
おちゃらけるようにチューキチがシオンの顔をのぞき込む。
この調子でいけば、シオンがチューキチを殴るのではないかという空気だ。
「彼女を馬鹿にするのはやめてほしい」
シオンは「ふぅ」と深呼吸をすると。
再びチューキチを見た。
「俺は君よりも彼女のことを知ってるよ」
「え、俺だって箕輪っちのことよく知ってますよ」
「俺は4歳の時から彼女のことを知ってる」
「え、俺は今年からっすねー」
(会話が馬鹿っぽい~)
チューキチが喧嘩をふっかけるはずが。
いつものチューキチワールドに戻りつつある。
ヒナとエマはお互いの顔を見合わせて。
これは、駄目じゃん…と心の中で唱えた。
「好きな人のことを、凡の人と思う時点で君は好きなんかじゃないだろ?」
ヘラヘラ笑うチューキチに対して。
シオンは真顔だった。
「俺は初めて会った時からヒナちゃんのことが好きだ」
さらりと言った一言にヒナは「え…」と声を漏らした。
「確かに俺は君のこと、好きではないよ。でも、君はまっす…」
「いやー、シオン。おめでとー!!」
まだ、シオンが喋っているというのに。
教壇に隠れていたホタルは拍手をしながら。
シオン達の前に現れた。
ホタルの出現にシオンは「え!」と声をあげて驚く。
「ヒナ、来いよ」
そう言って。ホタルは2階を見上げる。
その刹那。ヒナは急いで階段を駆け下りていた。


