夕飯は、筑前煮と温野菜。そして玄米に味噌汁。
「いただきます」
ヒナは玄米を口に運ぶ。
「ヒナ、俺。ちょっと気になったことがあんだけどさ」
エプロンを付けたまま。ホタルは真顔でヒナを見た。
「何?」
「エマちゃんってさ、ヒナ以外に友達いんのかな?」
「ん?」
ホタルの変な質問にヒナはホタルを見る。
「エマちゃんと一緒にお昼食べた時にさ。訊いたんだよ。休みの日何してるのって。そしたら、家でゴロゴロしてるって言うから」
「うん…」
「クラスの友達と遊んだりしないのかって聞いたら…」
ホタルが箸を置く。
「友達なんてヒナちゃんで充分だって」
ホタルの言葉に。
ヒナは凍り付いた。
「まさか、まさか…」
「ま、そうだよな。エマちゃんなら友達100人くらいはいるよな」
そう言って。
ホタルは再び箸を持って。
お茶碗を持った。
今更だが。
ホタルに言われて。ヒナは気づいた。
確かに。
エマが自分以外の誰かと仲良くしているのを見たことがない。
エマと喋っていても。
クラスの子の話題が出てこない。
(いや、そんな…)
口いっぱいに玄米を放り込んで。
考えてしまう。
そうすると、エマだけじゃない。
シオン君だって、仲良くしている人っていなくないか?
「いただきます」
ヒナは玄米を口に運ぶ。
「ヒナ、俺。ちょっと気になったことがあんだけどさ」
エプロンを付けたまま。ホタルは真顔でヒナを見た。
「何?」
「エマちゃんってさ、ヒナ以外に友達いんのかな?」
「ん?」
ホタルの変な質問にヒナはホタルを見る。
「エマちゃんと一緒にお昼食べた時にさ。訊いたんだよ。休みの日何してるのって。そしたら、家でゴロゴロしてるって言うから」
「うん…」
「クラスの友達と遊んだりしないのかって聞いたら…」
ホタルが箸を置く。
「友達なんてヒナちゃんで充分だって」
ホタルの言葉に。
ヒナは凍り付いた。
「まさか、まさか…」
「ま、そうだよな。エマちゃんなら友達100人くらいはいるよな」
そう言って。
ホタルは再び箸を持って。
お茶碗を持った。
今更だが。
ホタルに言われて。ヒナは気づいた。
確かに。
エマが自分以外の誰かと仲良くしているのを見たことがない。
エマと喋っていても。
クラスの子の話題が出てこない。
(いや、そんな…)
口いっぱいに玄米を放り込んで。
考えてしまう。
そうすると、エマだけじゃない。
シオン君だって、仲良くしている人っていなくないか?


