「…あの、どちら様?君が助けてくれたの?
それと、ここはどこ?」

そういうと、彼はクスッと笑って
「ふふ、質問が多いですよ?」

そう言って、ベットに座った。

「あ、ごめんね。えっと僕の名…」

そこまで言うと、綺麗な指でぼくの唇に
触った。

「ダメですよ。知らない人に名前を教えちゃ。
…礼儀正しいのはいい事ですけどね。」

そう言って自己紹介をしますと言った。