紅茶と喧嘩

「おい?ナナシクン?」

あぁ、せっかく感傷に浸ってたのに。

「ん、お疲れ様。ここは時期に潰れるし
僕の用はもうないねぇ。」

家に帰らないと、店の開店準備もして
今日はゆっくりと寝れそうだなぁ。

「えー、せっかく会ったのに俺とゆっくり
コレクション見ていってよ〜。」

あまりにもひどい彼の作品は二度と見たくはないものだねぇ。

「遠慮しとくよ、あんたと違って僕は忙しいんだよ。」