「っっふ…ざけんな。」

おやおや、喋るねぇ。じゃあもう一回

「ちょっと失礼しまーす」

……ゴンっ、ドンっ

遠慮なく頭を掴んで壁にぶつけて、そのあとに
足で踏みつけてみた。

「…もーしもしっ?気絶しちゃったなぁ。
……ねぇ?見てるんでしょ?後頼んだよ。」

僕がそう言って後ろのドアを見る。

「ははっ、やっぱ気づいてたわけ?
てか容赦なっ!かわいそー」

笑いながら言うのは、顔の整っている男。