〜雅楽〜
「まったく…そんなに捨てられた犬みたいな
目をしないでよ。…君は大丈夫かな、
ここは、裏と通じてる。最悪死ぬ。痛い思いも
時にはする。死んだ方がマシと思う日も
来るかも知れない。…それでも君はそんな思いになっても、僕を知ってもここで働きたい?」

通過条件は満たしてるよ。
後は君次第ね。…夏目。

夏目は、目をパチクリさせて
「もちろんです。君と一緒なら、あったかい場所
があるならそれで構いません。死んでもいいくらい今幸せですから。」

あぁ、残念ながら合格だよ。

「…今日からよろしくね、夏目。いなくなる
その時まで一緒にいよう。」

よろしく、そしてありがとう夏目。