「…そうしたら君に会えた。天使かと思った。
…ここがどんな事をしてるか詳しく知らない。
でもっ、ここならあったかいと思った。」

だからお願いです。ぼくの願いを叶えて
ください、天使様。

「…ぼくを雇って下さい。殴っても捨てても
構いません。少しの間でも幸せな時間をぼくに
与えてくれませんか?」

深々と頭を下げる。

すると、上から顔上げてと、声がしたので、
ゆっくりと上げた。

…っ痛!デコピン…され…た?

「まったく…」