紅茶と喧嘩

「…ねぇ、聞きたいんだけどさ。青犬って
世間から見たらどんな評価になってるの?」

彼は目を泳がせてる。…嘘つけない人?

「ふふ、正直に答えてね。」

そこまで言うと、ぽつぽつと話し始めた。

なんでも、青犬に来ればあの世に連れてかれる
とか、裏で族をしめてるだとか、店主は死神
だとか、まぁ、色々だね。

「こりゃあ…色々言われてんなぁ。うち」

すると、彼が急に声を出した。