「うん、勝手にオススメする訳にも行かないからね。それに、写真もあった方が伝えやすいから許可取っちゃった方がいいのよ」
夏樹くんは、いきなり仕事だと言われて分からずに着いてきていたらしい。
それもそうだ。私も詳しく説明せずに進めてしまったからね。
「もう1件行くところは夏樹くんがやってみる?」
「えっ?俺がですか......できるでしょうか?」
「大丈夫。フォローするから」
どんなことをやるのかは、今近くで聞いていたので分かるはずだ。
ただ、次のお店は飲食店ではないけれどーー。
夏樹くんなら出来ると思う。
「分かりました。やってみます」
やる気も高まったみたいだ。
失敗しても、いい経験になる。
話し終えて、次のお店に着くのはすぐだった。
下見した時に気になっていたお店だ。
「2件目は、ここね」
「ここって......、紗知先輩が好きな雰囲気って言ってたーー」
「そうだよ。気になってたからね、まずは普通に店内を見るよ」



