きおく

きおくの片隅に君がいる
忘れてしまえば
楽なのにわすれられない

君がいた景色が薄れてくのは
感じる
早く君を忘れられれば
この愛しい想いも消える

君にひどい事を言った
それは君のためだと思ったから
僕を忘れて幸せになってほしい

もうすぐ僕は君を完全に忘れるだろう
忘れたくないのに好きなままでいたかった
ずっとそばにいたかったよ

僕のきおくは手のひらのさらさらな
砂のように落ちて消えてくんだ…