わたしはドキドキが止まらなかった



「とってもおいしいよ!!!!!」




何て笑顔で言ってきた



「あ、ありがとうございます!」




「チーズの濃厚さにオレンジかな?
酸味がプラスされてとってもおいしい!」



すごく…嬉しい…
こんなぐちゃぐちゃになっているにもか変わらず
おいしいおいしいって…




「え!俺も食べたい!」




彼氏さんは雫さんの肩に顎をのせ言ってきた




「伊藤ちゃん良いかな?」



雫さんは彼氏さんの頭をなでなでしながら
こちらにむかって首を傾けている




「はい!」