香織と待ち合わせの場所まで、港君の事を考えながら、ゆっくり歩く。




香織が見えて…




思わずダッシュ。




『香織…


苦しいよっ…
私…
どうしたらいいんだろ…』




『美穂?どうした?


あんた、恋してから、やけに女の子になっちゃったわね!』




頭をナデナデしてくれる香織。





『港君…



今日……決めるの…
私と夏歌…


どっちにするのか…』




『それが不安な訳ね…』




『そうなの…』