あれは、突然の出会いでした。
私は、普通に生活して何気ない
日常生活を送っていました。
勉強も部活も恋愛も困ることなく、
しかし、私は少し恋愛に奥手な女の子
でした。自分からは好きと言えず、
本当の好きというものを知りません
でした。その日が来るまでは、その頃
は寒い冬の時私が付き合っていた人に
振られ、誰も信じられなくもう誰でも
いいやと思っていた時でした。
私のLINEに1通のメールが来たのです
好きです。付き合ってくださいと
もう、誰でもいいそう思い付き合い
始めました。
そこから私の心の歯車が変わり
始めていました。その頃の私は
こんな思いをするはずじゃないと、
その男の子は、私が苦手な男の子
でした。見た目はちゃらちゃらと
ただ、私はその男の子の髪型が
好きでした。それで気にかけるくらい
で、
付き合い始め、今まで話してなかった
のに毎日LINEをしたわいもない話を
したり、でも私はその2週間の間で
何かが違うと思い。勉強を理由に
別れを告げました。でも、私はなぜか
彼氏がほしく。タイムラインで彼氏が
ほしいと、そう呟いていたのです。
そしたら、男の子から来たのです。
俺にすればいいと、少しの罪悪感は
ありましたが、またよりを戻し付き合い
始めていきました。付き合い始めてから、廊下ですれ違えば
意識し始め、他の女子と話したら嫉妬
なんてしていました。それはもう早い
スピードで、こんな自分がいるだなんて
初めて思わされたのです。でも恥じらいも
あり、そんな思いは伝えられていません
でした。
家も近く、徐々に会うようになりました。
最初は少し照れくさく愛犬を連れて行ったり
してドキドキの気持ちを誤魔化していました。
手を繋いだらこんなにドキドキするものだと
帰り際にはまた会いたいなんて思うぐらい
になってしまったのです。
次は公園で会い、時間を決めて彼の元に
向かいました。すぐに会いたくて
まだかなと待っていた自分もいました。
ブランコに乗って遊んだり、たわいも
ない話をして笑い合ったりと。
公園で会っているうちに
ずっと会いたいと思うようになり
周りに見られなくて落ち着く
私の家で会うようになりました。
初めの頃はお父さんに内緒で
靴を隠したりしながら、会って
いたのです
すぐに見つかってしまい。
次からは堂々とお家で会えるように
なりました。
毎日会える時は、会える時間まで会い
ずっと一緒にいたのです。
ずっと一緒にいればいるほど、喧嘩も
増えていきました。その度に向き合い
しかし、別れを告げた時もあったりと
でもまたよりを戻していました。
その時から次第に私の中で彼の
存在が大きくなり始めていました。中学校を卒業し、高校生になりました。
彼とは同じ学校でなんと同じクラス
だったのです。席は最初と最後
彼は窓側の席でした。私は知らない顔ぶれ
に不安を抱えて、人見知りな私はとても
辛い思いをしていました。そんな時
後ろを振り向くと、こちらをみてニコって
笑う彼がいました。すごく救われていたん
です。彼が他の女子と話すと私は嫉妬して
それは彼も同じでした。
目が合えば、口パクで話したり、
ジェスチャーをしたりしてドキドキの
日々を過ごしていました。
帰れば、私の家で会い一時も離れること
なく。
お互いの想いを確かめ合いながら
幸せな時間をそれは、あることがきっかけで
少しずつ壊れかけていきました。
私は、陸上部で周りの人よりも
足の速さが飛び抜けていたのです。
その学校も推薦で入りました。
しかし、環境に馴染めずやめたい
と思うようになり、たくさんの問題
を抱えていました。なので私は1年間
休止をしていました。そのままやめる
つもりだったのです。しかし、私は
周りからやってほしいと言われてもいました。
でも、やめる思いが強かったのです。
彼も陸上部でやめるなら一緒にやめると
彼は初めにやめました。しかし、私は
やめなかったのです。私から陸上を
なくしたらなにもなかったからです。
祖母にもう一度走ってる姿が見たいと
そう言われて再開することを決意しました。
それと同時に彼の人生も変えてしまいました。
本当は彼もずっと走っていたかったの
です。
私は2年生になり、夏から再開
することにしていました。
その前までは、彼と一緒にいたのです
みんなが部活をしてる時も私は
彼といました。
春は私の誕生日があり、祝ってもらったり
夏休みには2人で浴衣を着て花火大会
に行ったり、お泊まりもして東京に
遊びに行ったり、秋は外でふざけあいながら
遊んでいたり、冬はクリスマスに
イルミネーションを見に行ったり
たこ焼きパーティーなんかもしたりして
彼の誕生日も一緒にお祝いし、
サプライズをしたりしました。すごく
彼は泣いて喜んでくれて、私はこの人
とずっと一緒にいるんだ。将来もその人
のお嫁さんになって、なぜが彼との
将来が想像できていたのです。
絶対ずっと一緒にいると、私が部活を再開し始め、会える時間
も限られてしまいました。
しかし、私も彼に会いたくて部活が
終わった後にずっと会っていました。
彼は私が部活の間なに不満言わず、
終わるまで待ってくれていたのです。
とても私の疲れた心には癒しでした。
やっぱりこの人だなと
しかし、部活に思いが強くなりすぎて
いったのです。もっといい記録を
出したい。上を目指したいと。
それから少しずつ壊れかけていきました
私は、疲れてるのに会いたいと
また違う時なんて、言ったりしながら
それが増えていき、陸上に集中
したいと私は別れを告げたのです。
でも、その別れは私が部活を終わる
まで待っててと約束を
でも、そんなことが簡単にいくはずも
なかったのです。私のわがままを彼に押しつけて
しまっていました。
ある時、私は彼が違う女の子と
話してるのを聞き、すごく悲しい
思いと怒りがこみ上げてきました。
それで、私はその時の感情にまかして
言ってしまったのです。そうやって
ちゃらちゃらして私に連絡して来ないで

そして、私は連絡先を消しました。
でもすぐに後悔をしたのです。なんで
そんなこと言ったんだろう、消したん
だろうって
彼から連絡をずっと待っていました。
そしたらなんと来たのです!
長い文章で彼の思いがつづられていました
私も恥じらいを捨てて自分が思ってる
ことを文章にして送ったのです。
彼からの返信はお前がいればいいと
私は嬉しかった、
しかし次の日やっぱり無理だと忘れて
私は混乱しました。なんでと
そしたら、俺は嫌われてるから
また付き合い始めたらなんか言われると
言っていました。
でも、私には彼しかいなかったのです
そんな思いをしながらも普通にまた
話していました。たわいもないことを
別れているのに、すぐそばにいる
ようなとても不思議な感じでした。
周りからもお似合いと言われて
そんなに仲良いなら戻りなよと
でも彼は違かったみたいです。
私が突き放した言葉に引っかかり
なぜ、また私が好きと言っている
ことに混乱していました。
なんで、あんなに冷たくしたのに
また好きっていうのと、彼を分からなく
させ困らせていったのです。
それから1年が経ち、3年
私も部活が終わりを迎える時。
そんな彼とも連絡は常にとって
いました。普通に話して、
別れているのに会ってもいました。
今思えば、すごく不思議ですね
でも、彼といるとすごく落ち着くん
です。彼に抱きついてると癒されて
愛してるなって思いました。
彼もそんな思いをまた募らせて
でもまた、私が離してしまいました。
それは部活が終わる前のこと部活が終わり、戻ろうって
なっていた時。
彼はまだ自分の気持ちに分から
ないでいました。でも私は
自分の思いをどんなに長い文章でも
綴って送り続けたのです。
こんな私をわかってくれるのは
あなたしかいないと。何回も何回も
今度は私が待つ番になっていました。
また私の恋心はとても大きなものになり
自分の感情では抑えきれなくなって
いました。
待つと言っても、どのくらいとか
好きじゃないの?とかとても一方的に
自分の思いにしか目を向けていません
でした。しかし、彼の中にも私は残って
いたのです。
俺のことを分かってくれてるとはお前
しかいない。だけど好きではなかった
ようです。
私は泣き崩れました。こんなに好きなんだ
とこんなにも愛してたと
恋愛に奥手だった自分がこんなになる
なんて思いもしませんでした。それでもずっと私の思いを
長い文章になりながらも、
たとえ嫌われたとしても人生は一度
きり、今私がいなくなったら、
病気を抱えてしまったら。
そんなことを思いもう後悔はしたくない
となんて思った頃には遅かった。
彼には好きな人ができていたのです。
でも、私は彼しかいません。こんなに
人を好きになったのも。一緒にいた
笑い合っていた時間に戻りたいと
さらに彼への思いが増していったんです。
電話で思いを伝えました。私は
また泣き崩れていました。でも彼からの
声で好きな人がいると、その人は私が
突き放した時に優しくしてくれたそうです。
でも、私は言いました。そばにいて、
戻りたい、会いたい、お願い、
彼の性格は熱しやすく冷めやすい。
なので、私のことは冷めたと今は
その子のことが好きと俺は好きになったら
とことん好きで、なにも冷めない限り
その子のことを追いかけると。私の頭の
中には絶望という2文字が浮かびました。
でも、私は思ったのです。
彼に電話で伝えた時、最後に
彼は泣いていました。私には
言わなかったけど、ずっと一緒に
いた私なら分かりました。だから
彼の中に私は残っていると思い
たとえ、彼がその子のことをどれだけ
好きでも私が変えられると
辛い思いをさせた分、私も辛い思いを
しながら好きでい続けようと
私のことを忘れたならすぐに好きな子に
行ってしまうのが普通だと思ったから。
なのに、行かなかった。彼は私と
ちゃんとお別れしないと次に進めないと
それは、大事なことだと私も思います。
でも、彼は私への思いを隠していながら
も絶対もう好きにならないって言ったの
だと思いました。そうでもしないと前に
進むことができないから。でも前に
進むことだけが全てではないと思ったのです。たとえ、自分が好きな人がいたとしても
こんなに自分のことを思ってくれて
こんなに伝えてくれる人がいるなんて
世界中どこ探しても巡り合えないと
思うんです。彼の立場になってみたら
だから、私はもしそうなったら少し
立ち止まってみて過去を振り返るのも
一つの選択なのかなって思いました。
彼はそんなことは考えていなかったのかな
なんて思ったりもしてます。
もっと、ちゃんと自分と向き合って
考えてみてもいいのだと、たまには
人生は分からないことだらけです。
自分が好きにならないって思った人を
好きになってしまったり、彼も私が
この世の中からいなくなっても大丈夫だと
言っていましたが、それもまた分からない
です。
彼は好きな人に思いを伝え、彼女に
ができ幸せなら
それも私の幸せとも思うようになりました。
でもやはり、私は将来この人といるって
確信しているのです。
後悔した分、もう人生で後悔したくない
からです。
今日も、明日も、何年も、何十年
も、好きな人と幸せでも、別れても
私の好きな思いは変わらないのだと
思っています。なぜか不思議と思うからです
探してないだけだ、なんて思われるかも
しれません。しかし、自分の気持ちには
嘘をつきたくありません。
好きなら好きだと伝えないとと思います。
私は、彼に成人式お互い誰もいなかったら
考えてと変な約束をしました。
彼は、いいよと
たぶんそこまで好きでいないんじゃない
のかな、絶対今だけだと思われていても
いいです。あと、2年後私はその好きが本当のものだと
証明したいです。
彼は私のことを忘れない、と言ってました。
絶対私のことを少しでも考えてくれるの
だと思ってます。
成人式で再開したとき。
私はあなたにもう一度好きと伝えたい
来る日もくる日もあなたのことを思い
続けて、
それが私なりの前の進み方。
好きな人がそばにいてくれる幸せ
好きな人と出会うことができた幸せ
好きな人が生まれてきてくれた幸せ
好きな人が私を選んでくれた幸せ
好きな人が私を好きでいてくれた幸せ
たくさんの幸せに感謝したい。
当たり前のことは、とても当たり前じゃない
だから私は、あなたに好きな人がいても
これから先ずっと、嫌われたとしても
好きって思いを伝えづけよう。
私を変えてくれた人だから
今、好きな人がそばにいて
くれるのは当たり前じゃない
ことです。
私はそれを実感させられました。
自分が生きてることも当たり前では
ない。
この世界には何億人といます。みんな
考え方は人それぞれです。その中でも
自分のことを好きになってくれる人
それはとても幸せなことです。
片思いでも振り向いてもらえなくても
それは今だけかもしれません。
必ず、幸せは訪れます。それは自分
次第なのです。
自分が心の底から好きだって思える
人がいたらあきらめないで、
伝えましょう。きっと届くはずです。

でも、神様はイタズラですね。
こんなに好きなのに戻れないなんて
それも運命なのかもしれません。