二人でカレーを作っていると、カカオと遊んでいた隼人がそばにやって来た。その手にはさっき買ったパン屋の袋がある。 「これ、ご飯食べた後食べていい?」 「いいぞ」 大輔が隼人の頭を撫でる。 穏やかな夜が、過ぎていった。