マスクの最強少女





授業中もずっと眠たそうで、

でもこんな所で寝たらクラス中が大騒ぎになりかねない
それに、公の場で彼女を寝させないようにするのも俺の仕事


「神代さん、大丈夫?」

そっと声をかける。圭人は寝てるから気づかれないだろう


「…あ、はい。大丈夫です起きてます」


「本当?ヤバそうだったら青木んとこ行って保健室貸して貰えば?

今寝たら色々やばいし…」


俺のバイトの契約条件にも、学校で神代さんを寝かせたらダメだという事だから
尚更寝させられない


「あと30分で終わりますし、大丈夫です。あとで砂糖貰えますか?食べ切っちゃって…」


「ん。分かった」

いつも常備しているはずの砂糖を食べ切っていてもまだ眠いのか…

なんとか一日乗り切っていたけど、昨日は何をしていたんだろうな


みんなが帰ったあと、教室に1人残っている彼女に砂糖を大量に渡した


「ありがとうございます」


「こんなに眠たそうなのに、仕事しないといけないの?休む?」

俺だったら休む。