2人に連れられて来たのは、またまた広い広場
さらにここには沢山の部屋?家?がある
「宮本はなんか得意なことある?女の子タラシでもいいよ」
「うるさいわ笑
テニスなら大会で優勝した事あるよ。それがどうした?」
「でしたら、奥から2番目の部屋に入ってみてください」
言われるがままに入ってみると、
そこには、ドアに見合わないほどの大きなテニスコートがあった
「私と対決しますか?」
神代さんと?
「…いやいやいや、そんなの負けるに決まってるだろ?笑
どうせ運動神経も計り知れないでしょーし」
「それもそうだな笑
なら俺とするか」
と言うわけで…
「はい、マッチポイントです」
「…お前も強いのかよ」
青木は普通の人間なはず。
なのに比べもんにならないくらい強い…
「なかなか強かったよ!」
「説得力ねーわ」
「青木さんは、警視庁の中で最も運動能力の高い方です」
警視庁の中…と言うよりも、普通にアスリートレベルだろ、
「この運動神経のおかげで、椿ちゃんとの仕事につけてるんだよね〜
椿ちゃん守らないといけないから」
…普通は逆じゃないのか?神代さんが守る方だろ?
「椿ちゃんは色んなことに敏感になる時があるから、
そう言う時は普通の人が必要なんだ。
ここのコートはあまり使うことはないけど、
もしテニス部に潜入することになっていたら、俺と椿ちゃん、2人ともが少し練習してから仕事に入る
何も知らないで行くと、時間がかかっちゃうからね」



