天ノ弱

「私晴人くんのこと好きです。つきあ」

最後の言葉を言おうとした時

「まって!」

ビクッ!

晴人くんの大きな声に私は驚いた

「乙葉さん先に俺の話聞いて」

そっか。晴人くん私に告白すらさせずに降るのかな

まぁいいな

コクッ

私小さくうなずいた

「俺さ乙葉さんのこと最初小さくて動物みたいだなって思った」

え、何か私馬鹿にされてる?

「それで隣の席で乙葉さんが自己紹介して噛んだ時俺がからかったら顔真っ赤にして怒ったよね」

やっぱりバカにしてるよね?

「でも宿泊研修の話し合いの時乙葉さんの笑顔見てすごい素敵な笑顔だなって思った」