「もちろん! 人はたくさんいてくれた方がにぎやかで楽しくて、素敵でしょ?」
そういうものなのかな。
多ければいい、ってものでもない気はするけれど……りっちゃん先生がそれでいいと言うのなら、そうなのかも。
「来てくれる?」
「ぜったい行きますっ」
二つ返事で頷いた。
りっちゃん先生のドレス姿はぜったいに綺麗だから、見れるものなら見ておきたい。それに、結婚式、の響きにそそられたのもある。
ロマンティックだもの、一度はこの目で見てみたい。
「三上くんは? どう?」
りっちゃん先生がなるちかくんに問いかける。
……そういえば、なるちかくん、さっきから妙に静かだ。
ちょっと変かも。
いつもはなんだかんだ、りっちゃん先生の話には積極的に割りこんでくるのに。
黙りこむなるちかくんにはいささか違和感をおぼえる。
いつから……ええと、そうだ、たしかわたしがりっちゃん先生のエンゲージリングを指摘したあたりから、なるちかくんの声を聞いていない。



