いちばん星の独占権




きっと、れーちゃんなら、上手く切り抜けられるんだろうな、と思うとため息をつきたくなってくる。


というか、れーちゃんならこういう面倒ごとにも巻き込まれたりしないのかもしれない。


わたしは、とことん……。




「つか、感謝してよー、きみからしたらいきなりイイ男4人確保ってことじゃん。両手に花ならぬ、花束状態」




そんなことない。

……だって、なるちかくんの方が、ずっと────。


ずっと、かっこいいし、素敵なひと、だもん。




「つか、そろそろ行かね」

「だな」





移動するのか、ぐい、と腕を引かれて。
まずい、と足に力を込めて踏みとどまる。


これ以上は、さすがに。





「……っあの、困ります……っ!」

「は?」


「友だちと、来てるので、離してくれないと困りますっ」