「わたしって、ほんとだめだめだ……」
なるちかくんとか、れーちゃんとか、りんくんみたいに、何かひかるものを持っているわけじゃない。
何も持っていないから、せめてしっかりはしていたいのに、こうやって結局うまくいかなくて、迷惑かけちゃう。
考えれば考えるほど情けなくって、悲しくって、さっきまであんなに楽しかった気持ちが、あっという間に沈んで、落ち込んでしまう。
じわじわと込み上げてくる劣等感にさいなまれて、思わずうつむく、と。
「お姉さん、ひとり?」
「え」
「俺らと遊ばねー?」
ふいに、とん、と肩を軽くたたかれて。
驚いて、振り向けば、おそらく年がふたつか、みっつは上の知らない男の人が1、2、3……4人。
髪の毛をあちこち遊ばせていて、アクセサリーをじゃらじゃらつけていて、見た目で決めつけるのはよくないけれど……ちょっと、チャラくて、あぶなそうな感じ。



