いちばん星の独占権




蛍光っぽい明るいイエローのシロップの上に、練乳がたっぷりかかったかき氷。

これがわたしの大正解、花まる100点だ。



さすがはりんくん、よくわかってるな。

幼なじみなだけある。




「三上は?」

「え、佐野、俺の分まで買ってくれたんだ、太っ腹ー」

「……仕方なくだっつーの。で、どっちだよ」





りんくんが手にしているふたつのかき氷、赤いシロップのものと、青いもの。

いちごと……ブルーハワイかな。




「俺、ブルーハワイ」

「ん」




なるちかくんは青い方を受けとった。

へえ、ブルーハワイ派なのかあ、覚えておこう。



りんくんはいちご味が好きだったはずだから、図らずともちょうどよくおさまった。



ちなみに、れーちゃんは選ぶなら、みぞれだと思う。頭がキーンとするのが苦手らしく、かき氷を食べているところはあまり見ないけれど。



わたしとしては、あの “キーン” も含めてかき氷の醍醐味なんだけどな。