「美央…」 すぐに剛兄の声が玄関からして…慶太の笑顔は消えてしまう。 「おいで。」 その優しい声があたしを誘惑して… その優しい笑顔をあたしに向けて… その優しい手であたしに触れて… その優しい唇であたしの唇に甘いキスする。