犬系男子の彼女。

連れてこられたのは人気のない路地。


「ねぇ渚...?どうし...っん!?」

「雅が可愛すぎるのが悪いから。」

唇に生温かい柔らかい感触...

「んんっ...なぎっ...さ」

いきなりな甘い口付けに私はとろけそうになる。

呼吸が苦しくなり、シャツを握り限界を伝える。

「.......渚...好き、...大好き。」

そう言うとガバッと抱きつかれた。

「あのさぁ、ほんっと俺の理性どうにかなりそうなんだけど。」

「...知らない。」

「そのツンデレ余計くるんだけど。」

知らない。