杏は二人にメッセージを送り返すと、 次々と流れてくる涙が自然に止まるまで、 しばらくトイレの中で静かに泣いた。 こんなに自分の感情に素直になるのは 久しぶりだった。 「フゥ〜…」 目を閉じてゆっくりと呼吸する。 そうすると、さっきよりも だいぶ気分が軽くなった。