しばらく沈黙が続く車内で、 BGMの音楽だけが優雅に流れていた。 杏が今どんな気持ちになっているか、 もちろん先生にも全部分かっていた。 (やっぱり先生の言う通り、 私はこのまま病院に戻る運命なのかな…) そんな時だった。