「すみません! 昔からお父さんに口酸っぱく言われてきたので、つい……!」
すぐに謝ると、村瀬さんは「いや、さくらちゃんが正しいよ」と言いながら目を細めた。
「そうだね、俺たちは当たり前の幸せに感謝するべきだ。世界中には、いろいろな人たちがいることを、常に忘れてはいけないね」
「村瀬さん……」
あぁ、やっぱり私……彼が好き。本当に理想の人。
将来、結婚するなら同じ価値観を持っていて、優しい人がいいと夢見ていた。
優しい人はたくさんいる。だけど、ここまで価値観が合う人はそういない。きっと彼ほど惹かれる人には、二度と出会えないとさえ思ってしまうよ。
「うーん……だけどそうなると困ったな」
「え? 困った、ですか?」
急に考え込む村瀬さんに首を傾げてしまう。
「あぁ。実は夕食は予約しているんだ。でもさくらちゃん、お腹いっぱいなんだろ? ……だったら仕方ない、思いっきりお腹を空かせてこようか」
そう言って彼が私の手を引いて向かった先は、浅草にある遊園地だった。
「うわぁっ!? なんだこれ!?」
レトロなアトラクションは意外とスリリングで、本当に村瀬さん?と疑うほど、終始子供みたいはしゃぎっぱなし。……もちろん私も。
すぐに謝ると、村瀬さんは「いや、さくらちゃんが正しいよ」と言いながら目を細めた。
「そうだね、俺たちは当たり前の幸せに感謝するべきだ。世界中には、いろいろな人たちがいることを、常に忘れてはいけないね」
「村瀬さん……」
あぁ、やっぱり私……彼が好き。本当に理想の人。
将来、結婚するなら同じ価値観を持っていて、優しい人がいいと夢見ていた。
優しい人はたくさんいる。だけど、ここまで価値観が合う人はそういない。きっと彼ほど惹かれる人には、二度と出会えないとさえ思ってしまうよ。
「うーん……だけどそうなると困ったな」
「え? 困った、ですか?」
急に考え込む村瀬さんに首を傾げてしまう。
「あぁ。実は夕食は予約しているんだ。でもさくらちゃん、お腹いっぱいなんだろ? ……だったら仕方ない、思いっきりお腹を空かせてこようか」
そう言って彼が私の手を引いて向かった先は、浅草にある遊園地だった。
「うわぁっ!? なんだこれ!?」
レトロなアトラクションは意外とスリリングで、本当に村瀬さん?と疑うほど、終始子供みたいはしゃぎっぱなし。……もちろん私も。



