極上御曹司の独占欲を煽ったら、授かり婚で溺愛されています

 手を重ね、お腹に触れると「そうだよ」と言うように反応してくれた。

「この子も早く私たちに会いたいのかもしれませんね」

「あぁ」

 私と誠司さんが笑うと、この子も笑うようにお腹の中で元気に動き回る。本当に愛しくてたまらないこの子に早く会いたい。この手で抱きしめたくて、たまらないよ。

「なぁ、さくら。この子が生まれたら三人で色々なことをしよう。公園に遊びに行って旅行にも出掛けて。イベントは必須だろ? それからたくさんの経験をこの子にさせてやりたい」

「そうですね、できることはなんでもしてあげたいです」

 愛しいこの子に、幸せだと思える毎日をプレゼントしたい。

「そのためにも、俺たちが幸せにならないとな。そうでないと、この子も幸せになれない」

 そう言うと誠司さんは優しく私を抱き寄せた。

「ずっと一緒に幸せな毎日を過ごしていこう。この子と三人……いや、将来は四人、五人と宝物を増やして」

「……はい!」

 誠司さんがそばにいてくれるだけで幸せ。この幸せをもっともっと増やしていきたい。

 そんな幸せな未来を誓い合うように、私たちは熱いキスを交わした。