極上御曹司の独占欲を煽ったら、授かり婚で溺愛されています

「うん……そうだね。村瀬さんがそばにいてくれるなら、どんなことも平気」

 十日前、初めて一日ふたりで過ごした。彼が隣にいるだけで楽しくて幸せで……。それはきっと、この先もずっと変わらないと思う。
 だけどひとつだけ、不安なことがある。

 私の話を聞き、ホッとした顔を見せたふたりに、恐る恐る問うた。

「そう、思っているのは私だけじゃないよね? 村瀬さんも同じ気持ちで、だからプロポーズしてくれたと信じてもいいよね?」

 こればかりは本人に聞かなければわからないこと。だから少しでも不安を払拭したくてふたりを見つめる。
 すると光美と大は、満面の笑みですぐに言った。

「当たり前だろ?」

「そうだよ。そうでなかったら、四本のバラの花束に『死ぬまでこの気持ちは変わらない』なんて意味を込めて、プロポーズなんてしないから」

 信頼できるふたりから言われると、本当にそんな気がしてくるから不思議だ。

「ありがとう」

 感謝の言葉に口にすると、光美はニッと白い歯を覗かせた。

「よし、そうと決まればさっさと連絡をするべし!」

「連絡って……えっ!? 今、ここで!?」

ギョッとする私に、光美は首を何度も縦に振る。