「お、おいさくら! どういうことだよ、プロポーズされたって。え? なに、例の相手からか?」
すっかりフリーズしていた大は、やっと我に返ったようで話に入ってきた。
「そうだよ、坂本。すごいよねー。あ~んな大企業の次期社長に見初められたってわけでしょ? まるでドラマみたいだわ」
光美ってば大きな声で言うものだから、当然店内にいた人の耳にも入り、「これは大変だ! 祝賀会をやらないと」なんて言い出す始末。
だめだ、ここで話をしていたらますます話は大きくなるばかりだ。
店長にお願いして、今夜は宴会の予約がなく、空いていた二階の個室へ移動した。
改めて大にも事の経緯を説明すると、放心状態。
「マジか……。いや、すごいな。いくら好きな人相手にでも、そこまでストレートに自分の気持ちをぶつけることって、なかなかできないと思う」
自分と比較しているのか、大は「本当にすごい」と繰り返す。
「カッコいいよね、村瀬さん! 『全力で守ってみせる、俺と一緒になる未来を考えてくれないか?』なんて、一生に一度でいいから言われてみたい!」
興奮が再燃したようで、両手を組んでうっとりする光美に、大は「俺、言えるかな」なんてボソボソ言っている。
そんなふたりに、自分の気持ちをぶつけた。
すっかりフリーズしていた大は、やっと我に返ったようで話に入ってきた。
「そうだよ、坂本。すごいよねー。あ~んな大企業の次期社長に見初められたってわけでしょ? まるでドラマみたいだわ」
光美ってば大きな声で言うものだから、当然店内にいた人の耳にも入り、「これは大変だ! 祝賀会をやらないと」なんて言い出す始末。
だめだ、ここで話をしていたらますます話は大きくなるばかりだ。
店長にお願いして、今夜は宴会の予約がなく、空いていた二階の個室へ移動した。
改めて大にも事の経緯を説明すると、放心状態。
「マジか……。いや、すごいな。いくら好きな人相手にでも、そこまでストレートに自分の気持ちをぶつけることって、なかなかできないと思う」
自分と比較しているのか、大は「本当にすごい」と繰り返す。
「カッコいいよね、村瀬さん! 『全力で守ってみせる、俺と一緒になる未来を考えてくれないか?』なんて、一生に一度でいいから言われてみたい!」
興奮が再燃したようで、両手を組んでうっとりする光美に、大は「俺、言えるかな」なんてボソボソ言っている。
そんなふたりに、自分の気持ちをぶつけた。



