君と紡ぐ物語は、甘くて愛おしい。



「飛鳥ちゃんってボウリング経験者?」

「やったことはあるよ」

「…含みのある言い方だなぁ」

「最後にやったん、小3とかだもん」

「んぬ…なるほど」


俺がカッコイイ所を見せるチャンスかもしれません!見ててねっ!


「貴哉くんは?」

「中学生の時、男同士でよく行ってたよ」

「お、それは期待」


飛鳥ちゃんの見せるあまりにも無邪気な笑顔に、何故かやたらとやる気になってしまう。


「えー、なんかあっちめっちゃ青春。いいなー」

「青春感無くて悪かったな」

「まあ、陰キャは陰キャで楽しもう!ってノリでー」


世間的に見た顔面偏差値は高い(と思われる)からさ…陰キャとか言われてもピンと来ないんですが。


「なんか…陰キャって似合わないね、先輩2人」

「え?ああ…ビジュアル的には陽キャリア充なんだけどね。
実際は陰キャ非リアだから、そこんとこよろしく」


飛鳥ちゃんはグッ!と親指を立てる。軽くウインクしながら。


「勝手に説明すんなや」

「実際そうなんだけどねー」

「お、金澤くん…自分ら陽キャリア充顔だと認めたんですね!」

「えー、そこは認めてないよー」


俺的には認めて欲しいんですけどね…。
飛鳥ちゃんと先輩お2人が絡む度に、何あの子…っていう女子の目線が飛鳥ちゃんに向けられるんだよ…?